いざ！ダンジョンヘ
街の外れの画が素晴らしい、遠くに遺跡の影が見える、
空は邪悪な気配が立ち込めている。
そして、もう一枚の画。
遺跡の床が崩れて、地下へ続く階段が見える。
ダンジョンへ誘われる感じがして、とても気に入っている。
階段を降りきるとキャンプを張って装備、健康チェックを行う。
問題なし。
皆、レベル１ HP6～10しかないので、弱い敵を狙い、
１～２回の戦闘で街に戻る方法に徹しよう。
入口から数歩のところに２部屋、玄室があり、
そこが初心者を養成するうってつけの場所である。
スティングスライム、ブラッディバットが初心者には優しい。
それでも、最初のうちは打撃の空振りが多いため、気を抜けない。
後衛も呪文の温存など考えず、ハリト、カティノ、全弾発射である。
この日は２戦闘で疲労困憊で街に戻った。
経験値は微々たるものである。
馬小屋で眠り、傷ついた者はダンジョンの入口でそうりょが呪文で治す。
このルーチンが数日かかるため、初心者は１回ダンジョンに潜る度に、
次のダンジョン出発まで数日を要するのであった。
この序盤のおたおたした攻略が、楽しい。。。
初心冒険者の雰囲気が堪能できるのである。
ダンジョン攻略4回目。
バンディット（山賊）が３体出た！
大きな曲刀を持ったひげ面の上半身素っ裸のおっさんだ。
３体くらいなら、まほうつかいのカティノ、そうりょのバディオスの援護で、
せんしが仕留めてくれるだろう。
せんし、きりこんだ、しかしダメージをあたえられなかった。
そうりょ、バディオスを となえた。 １のダメージ。
せんし２ つきさそうとした。 ２のダメージ。
バンディット、きりさこうとした。６のダメージ。そうりょは しんだ。
あっというまに、一人死んでしまった。。
少しの気の緩みが死を招く。
しかし、やってしまった感とともに、嬉しさがこみ上げる。変態か。
なんだろうね、この感じ。
これもまた、初心冒険者の雰囲気が出てて楽しいのかも。。
ひとまず、レベル１だから250Gでカント寺院で復活してもらおう。
復活に失敗して灰になったら、ちょっと落ち込むかも。。。
次までに復活させておきます。
ではでは～
